ユーザー入力用のダイアログボックスを表示します。表示したダイアログボックスに入力された情報を返します。
- 構文
- UString = Application.Inputbox( Prompt, [Title, Default, Left, Top, HelpFile, HelpContextID, Type] )
- 引数
- Prompt
- ダイアログ ボックスに表示するメッセージを指定します。
- Title
- ダイアログ ボックスのタイトルを指定します。 この引数を省略すると、既定値の「入力」がタイトル バーに表示されます。
- Default
- ダイアログボックスが最初に表示されるときに、テキストボックスに表示される値を指定します。この引数を省略すると、テキストボックスが空で表示されます。
- Left
- 画面の左上隅を基準として、ダイアログボックスのX座標をポイント単位で指定します。
- Top
- 画面の左上隅を基準として、ダイアログボックスのY座標をポイント単位で指定します。
- HelpFile
- 対象の入力ボックスで使うヘルプファイルの名前を指定します。
- HelpContextID
- 引数HelpFileで指定したヘルプファイル内のヘルプトピックのコンテキストID番号を指定します。
- Type
- 返されるデータの型を指定します。この引数を省略すると、ダイアログボックスは文字列(テキスト)を返します。
- 戻り値
- バリアント型
Typeで指定できるデータ型
値 | 説明 |
---|---|
0 | 数式 |
1 | 数値 |
2 | 文字列 (テキスト) |
4 | 論理値 (True または False) |
8 | セル参照 (Range オブジェクト) |
16 | #N/A などのエラー値 |
64 | 値の配列 |
配列は、「{値, 値, …}」の形式で指定します。
- タイトル
- 入力
- クラス名
- bosa_sdm_XL9
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