指定したセル範囲のオフセット値で指定される範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
- 構文
- Range = Range.Item( RowIndex, ColumnIndex )
- 引数
- RowIndex必須
- 第二引数が指定されている場合は、返されるセルの相対行番号を指定します。第二引数が指定されていない場合は、返される部分範囲のインデックスを指定します。
- ColumnIndex省略可
- 取得するセルの相対列番号を指定します。
- 戻り値
Range オブジェクトを返すメソッド・プロパティ
- Range オブジェクト
- セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
- Application.Cells プロパティ
- 作業中のワークシートのすべてのセルを表すRangeオブジェクトを返します。
- Application.Range プロパティ
- セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
- Range.Find メソッド
- セル範囲内で特定の情報を検索します。
- Range.Item プロパティ
- 指定した種類と値に一致するすべてのセルを表すRangeオブジェクトを返します。
- Range.Columns プロパティ
- 指定した範囲の列を表すRangeオブジェクトを返します。
- Range.CurrentRegion プロパティ
- 現在の領域を表すRangeオブジェクトを返します。
- Range.End プロパティ
- 対象セル範囲の領域における終端のRangeオブジェクトへの参照を返します。
- Range.EntireColumn プロパティ
- 指定された範囲を含む1つまたは複数の列全体を表すRangeオブジェクトを返します。読み取り専用です。
- Range.EntireRow プロパティ
- 指定されたセル範囲を含む行全体を表すRangeオブジェクトを返します。読み取り専用です。
- Range.Item プロパティ
- 指定したセル範囲のオフセット値で指定される範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
- Range.Offset プロパティ
- 指定された範囲からオフセットした範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
- Range.Resize プロパティ
- 指定された範囲のサイズを変更します。サイズが変更されたセル範囲(Rangeオブジェクト)を返します。
- Range.Rows プロパティ
- 指定した範囲の行を表すRangeオブジェクトを返します。
- Worksheet.Range プロパティ
- セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
プログラム実行例
結合したセルの情報を取得
DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
Excel.Workbooks.Add()
WITH Excel
.Range("A1:E5").Merge
IFB .Range("A1").MergeCells THEN
WITH .Range("A1").MergeArea
PRINT "結合範囲<#TAB>" + .Address
PRINT "大きさ<#TAB><#TAB>" + .Count
PRINT "行数<#TAB><#TAB>" + .Rows.Count
PRINT "列数<#TAB><#TAB>" + .Columns.Count
PRINT "左上セル<#TAB>" + .Item(1).Address
PRINT "右下セル<#TAB>" + .Item(.Count).Address
ENDWITH
ENDIF
ENDWITH
// Excel.Application.DisplayAlerts = FALSE
// Excel.Quit
-
(6)
(7)
(8)
(9)
(10,11,12,14)
(11)
(12)
(13,14)
(13,14)
- 結果
結合範囲 $A$1:$E$5 大きさ 25 行数 5 列数 5 左上セル $A$1 右下セル $E$5