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プログラム内で使用される値を一定の名前に割り当て、その名前を通じて参照できるようにします。定数定義を使用することで、プログラム内で値を複数回使用する必要がある場合、その値を何度も繰り返し書く必要がなくなり、プログラムの可読性が向上します。
- 構文
- CONST 変数名 = 定数
- 引数
- 戻り値
定数定義は、以下のような場面で利用されます。
- プログラム内で使用される値が変化しないことが確定している場合
- プログラム内で使用される値が何度も繰り返し使用される場合
- プログラムの可読性を向上させたい場合
値が変化しないことが保証されるため、プログラム内で定義された値を安全に使用することができます。
円周率\(\pi\)や自然対数\(e\)など値が変わることのない変数を定義するときに使います。定義は数値だけに限らず、文字列も可能です。
使い方
半径から円周と面積を求める例。
DIM pi = 3.14159265358979323846
DIM r = 5
PRINT "面積:" + (pi * POWER(r, 2))
PRINT "円周:" + (2 * pi * r)
変数に円周率を代入することもできますが、途中で値が変更されてしまう可能性があります。
DIM pi = 3.14159265348979323846
DIM r = 5
pi = 3
PRINT "面積:" + (pi * POWER(r, 2))
PRINT "円周:" + (2 * pi * r)
CONSTで定義すれば途中で変更しようとすると多重定義とエラーが表示されるので改竄を防ぐことができます。
CONST pi = 3.14159265348979323846
DIM r = 5
pi = 3
PRINT "面積:" + (pi * POWER(r, 2))
PRINT "円周:" + (2 * pi * r)