PUBLIC

本ページには広告が含まれています。

グローバル変数(大域たいいき変数)を宣言します。

構文
PUBLIC 変数名
PUBLIC 変数名 = 値
引数
戻り値

グローバル変数

グローバル変数はすべてのスコープでからアクセスできる変数のことで、PUBLICで宣言します。

ローカル変数を宣言するにはDIMを使います。

グローバル変数はプロセスの生成時に値が代入されるため、PUBLICで宣言するよりも前に変数の参照があっても問題ありません。

UWSC
PRINT value

PUBLIC value = 100
結果
プレーンテキスト
100

グローバル変数の宣言時の代入はプロセス生成前に行われますが、それ以外の処理は 順次実行 なので、宣言時に代入しなかった場合、値は出力されません。1つ目の「PRINT value」は値が入っていない状態です。

UWSC
PRINT value

PUBLIC value
value = 100

PRINT value
結果
プレーンテキスト

100

DIMはローカル変数のため、宣言した関数内(メインルーチンはメインルーチン内)でしか使用できません。

  • main.uws
  • called.uws
UWSC
CALL called.uws

PUBLIC pi = 3.14

test()
UWSC
PROCEDURE test()
	PRINT pi
NEXT

PUBLICはグローバル変数のため、宣言した関数外のすべての場所で使用することができます。

  • main.uws
  • called.uws
UWSC
CALL called.uws

PUBLIC pi = 3.14

test()
UWSC
PROCEDURE test()
	PRINT pi
NEXT
結果
プレーンテキスト
3.14

参考文献

  1. 変数 - Wikipedia