- 構文
- DIM 変数名
DIM 変数名 = 値
- 引数
- 戻り値
変数
変数とは、数値や文字を格納しておくための箱のことです。
変数はデータを一定期間記憶し、必要なときに呼び出したり書き換えたりすることができます。
ローカル変数
UWSCでローカル変数を宣言するときには「DIM」を使います。変数の宣言時に型の指定はなく、大文字小文字の区別もありません。
DIM arr = 10
PRINT ARR
大文字・小文字の区別がないので、上記のように書いても「10」と出力されます。
グローバル変数を宣言するにはPUBLICを使います。
配列
配列は宣言が必須です。
ローカル変数は省略可能ですが、Option指定で宣言を強制することができます。
一次元目の要素数は省略することができますが、二次元目以降は必須です。一次元目を省略した場合、上限を超えない必要な分だけ用意されます。
一次元配列
空の配列を宣言するには以下のように要素数を-1にします。
DIM arr[-1]
また、配列の上限値+1がその配列が使える要素数となります。
DIM arr[上限値]
\(\rm{arr}[4]\)の場合、0~4までの5個となります。
多次元配列
多次元配列とは、二次元配列以上の配列のことを言います。
\[\rm{array}[a_{1}][a_{2}]・・・[a_{n}]\] \[要素数=(a_{1}+1)\times(a_{2}+1)\times・・・\times(a_{n}+1)\]以下の例は、二次元配列の値の代入・出力の方法を示したものです。
DIM arr[][3] = 0, 1, 2, 3, + _
4, 5, 6, 7, + _
8, 9, 10, 11, + _
12, 13
FOR n1 = 0 TO RESIZE(arr)
FOR n2 = 0 TO RESIZE(arr[0])
PRINT n1 + “, ” + n2 + “<#TAB>” + arr[n1][n2]
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