1. Excel

指定したインデックスまたはワークブック名を使用して、Workbooksコレクション内の特定のワークブックを取得します。

構文

Workbooks.Item( Index )

引数

Index 必須

オブジェクトの名前またはインデックス番号を指定します。

戻り値

Workbooks オブジェクトを返すメソッド・プロパティ

Application.Workbooks プロパティ

開いているすべてのワークブックを表すWorkbooks オブジェクトを返します。

使い方

インデックス番号は1から始まるWorkbooks.Item プロパティで取得する数値以下の値を指定します。存在しないインデックス番号もしくはワークブック名を指定するとエラーが発生します。

DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
DIM Workbooks = Excel.Workbooks
Workbooks.Add()

DIM Workbook = Workbooks.Item(1)
PRINT Workbook.Name

結果

プレーンテキスト

Book1

CopyBook1

最後に開いたらブック名を取得する例。

DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
DIM Workbooks = Excel.Workbooks
Workbooks.Add()
Workbooks.Add()
Workbooks.Add()

DIM cnt = Excel.Workbooks.Count
DIM Workbook = Workbooks.Item(cnt)
PRINT Workbook.Name

結果

プレーンテキスト

Book3

CopyBook3

ワークブック名を指定して取得する例。

DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
DIM Workbooks = Excel.Workbooks
Workbooks.Add()

DIM cnt = Excel.Workbooks.Count
DIM Workbook = Workbooks.Item("Book1")
PRINT Workbook.Name

結果

プレーンテキスト

Book1

CopyBook1

関連記事

XLOPEN関数 (スクリプト関数)

ExcelまたはOOoのCalcを起動。

XLSETDATA関数 (スクリプト関数)

Excelのセルに値を代入する。

XLSHEET関数 (スクリプト関数)

Excelシートを追加・削除する。

PageSetup オブジェクト

Excel のシートの印刷設定を表すオブジェクトです。シートの用紙サイズ、余白、方向、印刷タイトルなど、印刷に関連する設定を管理するのに使用されます。

Application オブジェクト

Excel全体を表すオブジェクトです。Excel全体に対しての操作、設定変更をしたい場合に使います。

Border オブジェクト

上下左右一つひとつの罫線を表します。

Characters オブジェクト

オブジェクトに含まれる文字列の文字を表します。

Charts オブジェクト

指定されたブックまたは作業中のブックにあるすべてのグラフシートのコレクションです。

Comment オブジェクト

セルに関連付けられたコメントを表します。

FullSeriesCollection オブジェクト

グラフのデータ系列を表すコレクション。