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ファイルやフォルダを右クリックしたときに表示されるメニューのコマンドを実行します。
- 構文
- FolderItem.InvokeVerb( vVerb )
- 引数
- vVerb 省略可
- メニューのタイトルを指定します。Cなどのアクセスキーは&Cのように記述します。省略した場合、既定アクション(通常は open/開く(O))が実行されます。
- 戻り値
FolderItem オブジェクトを返すメソッド・プロパティ
- Folder.ParseName メソッド
- 指定されたアイテムのFolderItem オブジェクトを作成して返します。
- FolderItems.Item メソッド
- コレクション内の指定されたアイテムのFolderItem オブジェクトを取得します。
- Folder2.Self プロパティ
- Folder2オブジェクト自身を表すFolderオブジェクトを返します。
コマンド
動作 | 値 |
---|---|
開く(既定) | open |
編集 | edit |
印刷 | |
削除 | delete |
プロパティ | properties |
プログラム実行例
指定したファイルを削除する確認メッセージを表示
CONST ssfDesktop = 0
DIM Shell = CREATEOLEOBJ("Shell.Application")
DIM Folder = Shell.NameSpace(ssfDesktop)
DIM FolderItem = Folder.ParseName("D:\Desktop\sample.txt")
FolderItem.InvokeVerb("delete")
使用関数
指定したファイルを開く
CONST ssfDesktop = 0
DIM Shell = CREATEOLEOBJ("Shell.Application")
DIM Folder = Shell.NameSpace(ssfDesktop)
DIM FSO = CREATEOLEOBJ("Scripting.FileSystemObject")
DIM path = "D:\Desktop\sample.txt"
IF FSO.FileExists(path) = FALSE THEN EXIT
DIM FolderItem = Folder.ParseName(path)
FolderItem.InvokeVerb()
使用関数
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