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ユリウス世紀とは
ユリウス世紀は天文学で用いられる時間の単位で、1ユリウス世紀=36,525日(=100ユリウス年)と定義されます。天文計算や暦計算で経過時間を連続的かつ便利に表現するために使われます。
ユリウス暦の1年は通常365日で4年に1度366日のうるう年が挿入されます。そのため1年の平均は以下の式より365.25になります
\[\frac{365+365+365+366}{4}=365.25\]定義と計算式
ユリウス年(Julian year)は便宜上の1年で、あり、1ユリウス年=365.25日=31,557,600秒と定義されます。
ユリウス世紀はその100倍で、1ユリウス世紀=36,525日=3,155,760,000秒となります。
天文学ではJ2000.0(2000年1月1日正午)を基準とし、そこからの経過をユリウス世紀で表すことが多いです。J2000.0のユリウス日は2451545.0です。
ユリウス日\(JD\)からユリウス世紀数\(T\)を求める式は次のとおりです。
\[T = \frac{JD - 2451545.0}{36525}\]