ユリウス日

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ユリウス日とは

ユリウス日は天文学や年代学で広く使われる日数の通し番号で、ユリウス暦紀元前4713年1月1日正午(世界時)、西暦-4712年1月1日を起点として数えられます。

ユリウス暦に小数をつけることで時刻を表すことができます。

ユリウス日はとても大きい数になるうえ正午が基準というわかりにくさがあります。そこでユリウス日から2400000.5を引いたユリウス日が使われることも多いです。

変換式

修正ユリウス日からユリウス日への変換式

修正ユリウス日をユリウス日に変換する式は以下のとおりです。

\[MJD = JD + 2400000.5\]

ユリウス日から修正ユリウス日への変換式

ユリウス日を修正ユリウス日に変換する式は以下のとおりです。

\[MJD = JD - 2400000.5\]

グレゴリオ暦からユリウス日への変換式

グレゴリオ暦y年m月d日を修正ユリウス日に変換する式は以下のとおりです。

\[ MJD = \lfloor 365.25y \rfloor + \lfloor 400y \rfloor - \lfloor 100y \rfloor + \lfloor 30.59(m - 2) \rfloor + d - 678912 \]

このとき、m月が1月、2月の時は前年の13月、14月として扱います。

例えば2025年1月1日2024年13月1日2025年2月14日2024年14月14日として扱います。

参考文献

  1. ユリウス日について - 国立天文台暦計算室