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マウス座標を相対座標にする、 またはマウスとキー情報を直接ウィンドウへ送ります。
- 構文
- void = MOUSEORG( ID, 基準指定, 画面取得指定 )
- 引数
- ID (Integer)必須
- Windowを識別するID
- 基準指定 (#mouseorg = 0)省略可
- 0(デフォルト)
- ウィンドウ位置
- MORG_CLIENT(1)
- クライアント領域の位置を基準にする
- MORG_DIRECT(2)
- 指定ウィンドウ(オブジェクト)へマウス、キー情報を直接送る(第1引数はウィンドウIDでもハンドル値でも可)
- 画面取得指定 (#mouseorg = MORG_FORE)省略可
- PEEKCOLOR()、CHKIMG()関数にて
- MORG_FORE(0)(デフォルト)
- フォアグランドとして可視画面(デスクトップ)からの画像を検索画面とする
- MORG_BACK(2)
- バックグランドとしてアプリより検索画面を取得(他画面がオーバーラップしていてもOK)
- 戻り値
- 以降のMMV( )、BTN( )、PEEKCOLOR( )、CHKIMG( )関数の座標を指定ウィンドウを基準にしたものにする基準指定にて MORG_DIRECTが指定された場合は KBD( )、MMV( )、BTN( )関数の情報は直接ウィンドウ(オブジェクト)へ送るスクリーン座標に戻す時はゼロを指定 MOUSEORG(0)有効範囲はスレッド単位
プログラム実行例
バックグラウンドでマッチした画像クリックする
MOUSEORG(ID, MORG_DIRECT, MORG_BACK)
CHKIMG("image.bmp", -1)
BTN(LEFT, CLICK, G_IMG_X, G_IMG_Y)
使用関数
解説
マウスカーソル下のウィンドウの左上の座標に移動する
MOUSEORG(GETID(GET_FROMPOINT_WIN))
MMV(0, 0)
使用関数
MOUSEORGで変更した基準値をスクリーン座標に戻す
MOUSEORG(0)
使用関数
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