Application.ActiveCell プロパティ

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アクティブなセルを表すRange オブジェクトを取得します。セル範囲を選択している場合もアクティブなセルは1つです。クティブなセルがない(グラフシートを選択しているなどの)場合は、NOTHINGが返されます。

構文
  1. Range = Application.ActiveCell
引数
戻り値
Range オブジェクト

Application オブジェクトを返すメソッド・プロパティ

Application.ActiveCell プロパティ
Microsoft Excelアプリケーションを表すApplication オブジェクトを返します。
Borders.Application プロパティ
Excel.ActiveCellが属するApplication オブジェクトを返します。

使い方

アクティブセルのアドレスを返します。

UWSC
DIM Range = Excel.Application.ActiveCell
PRINT Range.Address
.png
結果
プレーンテキスト
$A$1

セル範囲が選択されている場合も返す値は1つです。

UWSC
DIM Range = Excel.Application.ActiveCell
PRINT Range.Address
.png
結果
プレーンテキスト
$C$7

アクティブセルの行番号と列番号を出力します。

UWSC
DIM Range = Excel.Application.ActiveCell

WITH Range
	PRINT .Row
	PRINT .Column
ENDWITH
.png
結果
プレーンテキスト
3
2

プログラム実行例

アクティブセルに文字列を入力する

UWSC
DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
Excel.Workbooks.Add()

DIM Range = Excel.Application.ActiveCell
SLEEP(1.000)
Range.Value = "abc"
SLEEP(3.000)

Excel.Application.DisplayAlerts = FALSE
Excel.Quit
使用関数

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Range オブジェクト
セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
Range.AutoFill メソッド (Excel)
指定された対象セル範囲内のセルに対してオートフィルを実行します。
Range.AutoFilter メソッド (Excel)
オートフィルターを使ってリストをフィルター処理します。
Range.ClearHyperlinks メソッド (Excel)
指定された範囲からすべてのハイパーリンクを削除します。
Application.Cells プロパティ (Excel)
作業中のワークシートのすべてのセルを表すRange オブジェクトを返します。
Range.Copy メソッド (Excel)
範囲を、指定の範囲またはクリップボードにコピーします。
Range.DiscardChanges メソッド (Excel)
編集されたセル範囲内のすべての変更を破棄します。
Range.NumberFormatLocal プロパティ (Excel)
Range.Orientation プロパティ (Excel)
Range.Row プロパティ (Excel)
範囲内の最初の領域の行番号を返します。