Range.Countカウント プロパティ

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コレクションに含まれるオブジェクト(セル)の数を返します。セルの数は2,147,483,647(\(=2^{31}-1\))個までカウントできます。これを超える場合はRange.Count プロパティを使います。

構文
  1. Long = Range.Count
引数
戻り値

Range オブジェクトを返すメソッド・プロパティ

Range オブジェクト
セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
Application.ActiveCell プロパティ
セルまたはセル範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
Application.Cells プロパティ
作業中のワークシートのすべてのセルを表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
Application.Selection プロパティ
Applicationオブジェクトのアクティブなワークシートで現在選択されているオブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
指定した条件に一致する最初のセルを検索します。
Range.Count プロパティ
Findメソッドによって開始された検索を続行します。前回の検索条件に一致するセルを、下方向(行のときは左から右、列のときは上から下)に検索し、見つかったセル(Rangeオブジェクト)を返します。選択範囲やアクティブセルには影響はありません。
Range.Count プロパティ
範囲内のセルから特定の条件に一致するRange オブジェクトを返します。条件は、セルの種類(数値、テキスト、エラーなど)やセルの状態(空白、定数、数式など)に基づいて指定することができます。
Range.Count プロパティ
指定した範囲の列を表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
現在の領域を表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
対象セル範囲の領域における終端のRange オブジェクトへの参照を返します。
Range.Count プロパティ
指定された範囲を含む1つまたは複数の列全体を表すRange オブジェクトを返します。読み取り専用です。
Range.Count プロパティ
指定されたセル範囲を含む行全体を表すRange オブジェクトを返します。読み取り専用です。
Range.Count プロパティ
指定したセル範囲のオフセット値で指定される範囲を表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
指定された範囲からオフセットした範囲を表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
指定された範囲のサイズを変更します。サイズが変更されたセル範囲を表すRange オブジェクトを返します。
Range.Count プロパティ
指定した範囲の行を表すRange オブジェクトを返します。
Worksheet.Range プロパティ
セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。

使い方

単一セルの場合は「1」を返します。

UWSC
PRINT Excel.Range("A1").Count
結果
プレーンテキスト
1

セル範囲の場合は範囲内にあるセルの個数を返します。セル範囲が3行3列なので\(3 \times 3 = 9\)。

UWSC
PRINT Excel.Range("A1:C3").Count
結果
プレーンテキスト
9

最大列(16384列)の場合、行は31071行まで。31072行目でオーバーフロー。

UWSC
WITH Excel
	PRINT .Range(.Cells(1, 1), .Cells(131071, 16384)).Count
ENDWITH
結果
プレーンテキスト
2147467264

最大行(1078576行)の場合、列は2047列まで。2048列目でオーバーフロー。

UWSC
WITH Excel
	PRINT .Range(.Cells(1, 1), .Cells(1048576, 2047)).Count
ENDWITH
結果
プレーンテキスト
2146435072

プログラム実行例

結合したセルの情報を取得

UWSC
DIM Excel = CREATEOLEOBJ("Excel.Application")
Excel.Visible = TRUE
Excel.Workbooks.Add()

WITH Excel
	.Range("A1:E5").Merge
	IFB .Range("A1").MergeCells THEN
		WITH .Range("A1").MergeArea
			PRINT "結合範囲<#TAB>" + .Address
			PRINT "大きさ<#TAB><#TAB>" + .Count
			PRINT "行数<#TAB><#TAB>" + .Rows.Count
			PRINT "列数<#TAB><#TAB>" + .Columns.Count
			PRINT "左上セル<#TAB>" + .Item(1).Address
			PRINT "右下セル<#TAB>" + .Item(.Count).Address
		ENDWITH
	ENDIF
ENDWITH

// Excel.Application.DisplayAlerts = FALSE
// Excel.Quit
結果
プレーンテキスト
結合範囲	$A$1:$E$5
大きさ		25
行数		5
列数		5
左上セル	$A$1
右下セル	$E$5
使用関数

関連記事

Range オブジェクト
セル、行、列、連続した1つ以上のセル範囲を表します。
Application.ActiveCell プロパティ (Excel)
セルまたはセル範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
Application.Cells プロパティ (Excel)
作業中のワークシートのすべてのセルを表すRange オブジェクトを返します。
Range.Activate メソッド (Excel)
1つのセルをアクティブにします。セルは現在の選択範囲内にある必要があります。セルの範囲を選択するには、Selectメソッドを使用します。
Range.AutoFill メソッド (Excel)
指定された対象セル範囲内のセルに対してオートフィルを実行します。
Range.AutoFilter メソッド (Excel)
オートフィルターを使ってリストをフィルター処理します。
Range.ClearHyperlinks メソッド (Excel)
指定された範囲からすべてのハイパーリンクを削除します。
Range.Copy メソッド (Excel)
範囲を、指定の範囲またはクリップボードにコピーします。
Range.DiscardChanges メソッド (Excel)
編集されたセル範囲内のすべての変更を破棄します。
Range.NumberFormatLocal プロパティ (Excel)