INIファイルの値を読み込みます。INIファイルが存在しない、セクション・キーが設定されていない場合空文字("")を返します。読み込むINIファイルはUWSCファイルと同じディレクトリに置きます。INIファイルに書き込むにはWRITEINI関数を使います。
- 構文
- UString = READINI( セクション, キー, INIファイル名 )
- 引数
- セクション (String)必須
- セクション名
- キー (String)必須
- キー名
- INIファイル名 (String = スクリプト名.INI)省略可
- デフォルト(省略時)では、カレントディレクトリにスクリプト名.INI
- 戻り値
- 取得した値
INIファイル(初期化ファイル)
INIファイルは設定に関する情報を保存するためのファイルです。
[ ]内にセクション名、=の左にキー名、右に値を記述します。
INIファイルにパスワードを保存するときの注意点
INIファイルにIDやパスワードの個人情報を平文で保存するのは、ファイルが盗まれたら簡単に不正アクセスされてしまうため危険です。
そこで万が一ファイルが盗まれた際の不正アクセスを防ぐために、個人情報を暗号化することをおすすめします。
Cipherモジュール (自作関数)を作成してありますので、ぜひご活用下さい。
使い方
指定したキーの値を取得
パスがC:\Users\username\AppData\Roaming\UWSC\UWSC.INIのセクション名がSET、キー名がPositionの値を取得します。セクション名を指定するとき[ ]は記載せず、SETの部分だけ指定します。
- 結果
存在しないキーを指定
存在しないキー名を指定した(LogLinesと書くべきところにLogLineと書いた)場合、空文字("")を返します。
- 結果
同じキー名が複数ある場合
同じセクション名・キー名が複数ある場合、一番上にあるものが取得されます。
- 結果
同じキー名が複数ある場合READINI関数では1つの値しか取得できないので、値を書き込むときに以下のようにカンマ(,)で指定します。
- 結果
カンマで並べられた値をSPLIT関数で配列にすることで、個別のデータとして扱うことができます。以下はarrayにデータを格納しています。
- 結果
大文字・小文字の区別
セクション名・キー名ともに大文字・小文字の区別はありません。INIファイルでセクション名がSECTIONでもREADINI関数でsectionと小文字で指定しても問題なく取得できます。
- 結果
キー名もしくは値にイコールを含む場合
キー名は初めてイコール(=)がくる位置までです。WRITEINI関数で以下のようにキー名をdata=123、値を456として書き込んでも、READINI関数で読み込むときはdataがキー名、123=456が値になります。
- 結果
コメントの注意点
キー名=値のあとにコメントがあると、コメントも取得されるので注意してください。
- 結果
コメント部分を含まないようにするには、SPLIT関数でセミコロン(;)よりも前を抽出した後TRIM関数で余計な空白を取り除くことで値部分のみを取得することができます。
- 結果
プログラム実行例
UWSC.INIよりUWSC本体のウィンドウの幅と高さを取得
UWSC起動時のウィンドウの座標を幅,高さの形式で取得します。
MainSizeキーは初期では定義されていないので、値を取得できないこともあります。
UWSCの実行日時をINIファイルに書き込み・読み込み
UWSC.INIのDefaultFontを変更する
UWSC.INIよりUWSCウィンドウの位置を取得
UWSC起動時のウィンドウの位置をx座標,y座標の形式で取得します。
UWSC.INIよりUWSCを再生するホットキーを取得
Roamingフォルダ(C:\Users\username\AppData\Roaming\)のUWSCフォルダにあるUWSC.INIを読み込み、UWSCを停止するホットキーを取得します。
UWSC.INIよりUWSCを停止するホットキーを取得
UWSC.INIよりUWSCを記録するホットキーを取得
Roamingフォルダ(C:\Users\username\AppData\Roaming\)のUWSCフォルダにあるUWSC.INIを読み込み、UWSCを記録するホットキーを取得します。
UWSCを記録するホットキーはSETセクションのRecHotKeyで取得できます。
[syntaxHighlight language="INI" title="UWSC.INI"][SET] Position=7,81 PlayHotKey=1,2 StopHotKey=2,2 RecHotKey=3,2 TrayHotKey=14,5 LunchMenuHotKey=14,0 MouseOrg=0 NotActive=0 StayOnTop=0 LogLines=2000 DefaultFont=, TaskTrayStart=1[/syntaxHighlight]UWSC.INIよりUWSCをトレイに格納するホットキーを取得
Roamingフォルダ(C:\Users\username\AppData\Roaming\)のUWSCフォルダにあるUWSC.INIを読み込み、トレイに格納するホットキーを取得します。
トレイに格納するホットキーはSETセクションのTrayHotKeyの値で、組み合わせるキー,修飾子キーの形式です。
[syntaxHighlight language="INI" title="UWSC.INI"][SET] Position=7,81 PlayHotKey=1,2 StopHotKey=2,2 RecHotKey=3,2 TrayHotKey=14,5 LunchMenuHotKey=14,0 MouseOrg=0 NotActive=0 StayOnTop=0 LogLines=2000 DefaultFont=, TaskTrayStart=1[/syntaxHighlight]UWSC.INIよりUWSCをランチメニューを表示するホットキーを取得
Roamingフォルダ(C:\Users\username\AppData\Roaming\)のUWSCフォルダにあるUWSC.INIを読み込み、ランチメニューのホットキーを取得します。
ランチメニューのホットキーはSETセクションのLunchMenuHotKeyキーの値で、組み合わせるキー,修飾子キーの形式です。
[syntaxHighlight language="INI" title="UWSC.INI"][SET] Position=7,81 PlayHotKey=1,2 StopHotKey=2,2 RecHotKey=3,2 TrayHotKey=14,5 LunchMenuHotKey=14,0 MouseOrg=0 NotActive=0 StayOnTop=0 LogLines=2000 DefaultFont=, TaskTrayStart=1[/syntaxHighlight]公開日:
更新日:
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- DELETEINI関数 (スクリプト関数)
- INIファイルのセクション、キーを削除します。
- WRITEINI関数 (スクリプト関数)
- INIファイルの書き込みを行います。
- INIモジュール (自作関数)
- INIファイル の読み書きを行います。
