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目次
文字列を大文字・小文字、ひらがな・カタカナ、全角・半角の相互変換を行います。
- 構文
- UString = STRCONV( 文字列, 変換指定 )
- 引数
- 文字列 (String)必須
- 変換する文字列
- 変換指定 (#strconv)必須
- SC_LOWERCASE
- 小文字
- SC_UPPERCASE
- 大文字
- SC_HIRAGANA
- ひらがな
- SC_KATAKANA
- カタカナ
- SC_HALFWIDTH
- 半角文字
- SC_FULLWIDTH
- 全角文字
- 戻り値
- 変換された文字列
使い方
小文字に変換
第一引数に指定された文字列を小文字に変換します。
PRINT STRCONV("ABC", SC_LOWERCASE)
- 結果
abc
大文字に変換
第一引数に指定された文字列を大文字に変換します。
PRINT STRCONV("abc", SC_UPPERCASE)
- 結果
ABC
ひらがなに変換
第一引数に指定された文字列をひらがなに変換します。
PRINT STRCONV("カタカナ", SC_HIRAGANA)
- 結果
かたかな
カタカナに変換
第一引数に指定された文字列をカタカナに変換します。
PRINT STRCONV("ひらがな", SC_KATAKANA)
- 結果
ヒラガナ
半角文字に変換
第一引数に指定された文字列を半角文字に変換します。
PRINT STRCONV("UWSC", SC_HALFWIDTH)
- 結果
UWSC
全角文字に変換
第一引数に指定された文字列を全角文字に変換します。
PRINT STRCONV("UWSC", SC_FULLWIDTH)
- 結果
UWSC
半角カタカナに変換
第一引数に指定された文字列を半角カタカナに変換します。まずカタカナに変換してから、さらに半角文字に変換します。
PRINT STRCONV(STRCONV("ひらがな", SC_KATAKANA), SC_HALFWIDTH)
- 結果
ヒラガナ
プログラム実行例
クリップボードの文字列を小文字にして返す
DIM str = STRCONV(GETSTR(0), SC_LOWERCASE)
SENDSTR(0, str)
PRINT str
使用関数
解説
クリップボードの文字列を大文字にして返す
DIM str = STRCONV(GETSTR(0), SC_UPPERCASE)
SENDSTR(0, str)
PRINT str
使用関数
解説
算数の演算記号を含む数式を計算
算数の演算記号(+、−、✕、÷)を含む数式を、コンピュータが理解できるように変換して計算します。
加算と減算は半角文字に変換すればそのまま計算できますが、乗算は✕を*、除算は÷を/に変換してから[createLink url="/script/function/eval/"]を使って計算します。
DIM formula = "12 + 45 ÷ 3"
formula = STRCONV(formula, SC_HALFWIDTH)
formula = REPLACE(formula, "✕", "*")
formula = REPLACE(formula, "÷", "/")
PRINT EVAL(formula)
結果
27
使用関数
関連記事
- BETWEENSTR関数 (スクリプト関数)
- LENGTH関数 (スクリプト関数)
- IDTOHND関数 (スクリプト関数)
- 引数に指定したIDをハンドル値に変換して返します。ハンドル値をIDに変換するにはHNDTOID関数を使います。
- radToDeg関数 (自作関数)
- 弧度法(Radian)を度数法(Degree)に変換します。度数法を弧度法に変換するにはDegToRad関数を使います。
- REPLACE関数 (スクリプト関数)
- strPad関数 (自作関数)
- 指定した長さまで、文字列の左側または右側を他の文字列で埋めます。
- degToRad関数 (自作関数)
- 度数法(Degree)を弧度法(Radian)に変換します。弧度法を度数法に変換するにはRadToDeg関数を使います。
- binToDec関数 (自作関数)
- 2進数を10進数に変換します。10進数を2進数に変換するにはdecToBin関数を使います。
- binToHex関数 (自作関数)
- 2進数を16進数に変換します。16進数を2進数に変換するにはhexToBin関数を使います。
- substrReplace関数 (自作関数)